デートの時の支払い問題、気まずいですよね。

男性が支払ってくれるのが暗黙の了解みたいになっていますが、女性ももちろん最初から奢ってもらう気満々ということではありません。

しかし、あまりにも細かい割り勘を要求されたら、さすがに引いてしまいます。

交際クラブ・デートクラブで知り合ったある年上の男性との初デート。
仕事の都合で夕方から待ち合わせをして、少しぶらぶらお店を見て回ってから、程なくしてディナーの予定をしていたレストランへ向かいました。

そこでの会話もそれなりに盛り上がり、楽しく食事を終えていざ会計という時。
伝票を手に取り、じっと見つめた男性は、スマートフォンを取り出して何やら操作しています。

そして、「一人〇，〇〇〇．5円だから、割り切れない分は俺が切り上げて払っとくね」と言いました。
そう、男性は、合計金額をきっちり半分に割って、自分の分を小数点以下の0.5円は切り上げとくから（1円単位まで払ってね）と伝えてきたのです。

それぞれバラバラのメニューを頼んだのなら、友人と食事を取った時みたいに、レジで別々に支払いができます。
しかしそこでは同じ料理を頼みましたが、男性がバラバラとサイドメニューを頼んでいて分けてもらったりもしたので、どちらが何をどれだけ食べたか分からない状態でした。

その時私は細かい小銭を持っていなかったので、取り敢えず多めに渡したら、1円単位できっちりとお釣りが返ってきました。

別に奢ってもらう気満々でなくとも、そこまで細かい割り勘を要求されるとかえってびっくりしてしまいます。
その時は0.5円を男性が切り上げてくれただけマシだと自分に言い聞かせて動揺を抑えましたが、その男性とはその後何となく会う気にはなれませんでした。